空飛ぶペーパードライバー

短歌やお笑いや映画や人生などの感想

トム・ブラウンが好きすぎて書くブログ

(2024年1月現在、久しぶりにログインしたはてなブログに、書いた記憶のまったくない下書きがあり、なかなか熱があって良かったので多少の加筆修正をしつつ公開してみます)

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M-1グランプリ2018でしたね。この大会が結構好きなので決勝進出者が決まったくらいの段階でGYAO!の予選の配信を可能な限り(準々決勝と、準々決勝で好きだった組と決勝進出組の3回戦)見て、当日は敗者復活を見て本戦を見る、というのをしたんですが。

熱心なお笑いファンの友だちが何人かいるのでありがたいことに毎年この時期になるといろんな情報をもらい、トム・ブラウンが熱いというのを耳にしてました。

準々決勝の「加藤一二三さんが土から出てくる」ネタを見て一発で好きになり、すぐに3回戦の「ナカジマックス」を見て完全に虜になって本戦当日まで繰り返し繰り返し見てました。

賛否が分かれる芸風なのが一目瞭然とはいえ完璧に面白いしこの爆発力なら最終決戦はいくんじゃないか、いってほしいな…...とトム・ブラウンの行方に胸ときめかせつつの本戦。出番がうしろうしろだったのもいい感じにハラハラしましたね。

初見ではなかなか評価がしづらいというかびっくりしすぎてどう笑っていいかわからない、みたいなムードがあったように思えて、だからこそ2本目では空気が変わるかも知れず、披露できなかったのが残念です。

決勝での「ナカジマックス」は、3回戦で見たものよりかなり「間」をとっていて、これはネタ時間(尺)の違いからくる調整とか、ざわつかせて笑いを起こす狙いなのかなとかいろいろ想像したんですが、食い気味でどんどん笑いを増幅させるという予選で感じていた良さが減少してしまったような印象がありました。それでももちろん面白かったんですが…...。

キャッチフレーズ「無秩序」だったけどむしろ彼らなりの秩序でしかない漫才なわけで、そこがめちゃくちゃ好きだし美しいなぁと思います。

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(この後は書きかけで終わっていたんですが、たぶん2018年12月4日の月曜The NIGHT「M-1芸人で漫才を語る。」を見ての感想だと思います)

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40分くらいからのトム・ブラウンのくだりで、布川さんがつかみがあんまりウケなくてヤバ!と思った、という話をしたら、井戸田さんが「ヤバいとか思うタイプの漫才やってる?」「どう思われてもいいっていう漫才じゃん」てつっこんで、みんな思わず笑った後、みちおさんが「あの〜、ライブで叩いてきましたんで」って返して笑うとこが好きでした。

「割と真面目に作ってきてんだ。まぁそらそうだよね」「すごいネタだもんね」ってちゃんとまとめる井戸田さんの感じもよかった。

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(そして2024年1月現在に戻ります。月曜The NIGHTは去年終わってしまいました。トム・ブラウンは去年の敗者復活戦でのネタも最高でした。ファイナリストよりも長く映っていたアナザーストーリーでの優しい二人の姿も良かったです。)